January 31, 2010

虎に威嚇されビビりまくる

仕事の疲れをいやすには動物を見るのが一番ということで、週末に動物園に行ってきた。
本当は香港に行くつもりだったんだけど、直前で予定変更。

深せんの羅湖から地下鉄で世界の窓まで行き、そこでタクシーを捕まえ、深せん野生動物園へ。
結構広い敷地にいっぱい動物がいた。中国語で書かれた動物の説明文を見ながらフムフムとわかったふりなんぞをしていた。
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ここの動物園の売りは、数々のショーとトラやライオンの放し飼いだ。

ショーは、ホワイトタイガーとかライオンの火の輪くぐりとかゾウの逆立ちとか、アシカの逆立ちとかイルカの逆立ちとか、サーカスみたいで結構楽しめる。
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夕方の最後のショーはいろいろな動物が次から次へと出てきて演技をしていく。クマとか猿が自転車で通り過ぎたり、蛇をマフラーのようにして踊る人間とか、タンチョウヅルが空を飛んだり、著作権の著の字もないようにミッキーとナルトが手をつないで現れたり、さすが中国だ。
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それにしても恐ろしかったのが虎だ。
以前は、放し飼いの園内を車で走って見物するサファリパークスタイルだったのが、今は、その放し飼いのエリアに高さ3メートルほどの遊歩道ができていて、そこから眺めることができるようになっている。で、所々に地面に降りられるようになっており、ガラス張りの部屋から間近に虎とかライオンを眺められるのだ。

そういうところからみている分には猫みたいでかわいいなあと思っていたんだけど、1か所めちゃくちゃ怖いところがあった。

金網でできた通路でトラやライオンに餌を与えることができる場所があったのだ。
餌代の10元を払って中に入るとくしに刺さった肉を渡される。
それを持って、ちょっと錆びた金網越しに虎に餌をやるのだ。
めちゃくちゃ至近距離。餌を見せると虎が金網に飛びかかってくる。しかも吠えながら。
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さらに、目を合わせてにらみ合いなんかしたら大変だった。目をそらした瞬間、でかい声をガオーと張り上げながら飛びかかってきた。
もう、心臓が止まるかと思いましたよ。草原で彼らに出会ったら、あーやって喰われるんだなあと、草食動物の気持ちがわかったような気がした。
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22:24:17 | hoshi-h | | TrackBacks

January 19, 2010

生命力を感じる時 in China

とある日曜日、近所の川辺の公園の散歩してみた。ここはちょっとした遊園地があったり、広場があったり、水辺まで降りられたりと、まあ、市民の憩いの場となっている。
川には遊覧船も走っており、今度一度乗ってみようとひそかに思っている。誰か一緒に行ってくれる人いないかなあ。
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で、その日は、冬なのにどういうわけかTシャツ1枚でも歩けるような暖かい日だった。

で、ちょっと感動したものを見つけました。


遠くから見ると何の変哲もない木。
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それが近寄ってみるとすごいことに。
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土が見えない。
全部、根。

よくぞここまで頑張れるものだと感心してしまう。もともと水耕栽培でも大きくなる木なんだろうか。名前が知りたい。



21:37:43 | hoshi-h | | TrackBacks

January 11, 2010

ちっちゃな博物館があった。in China 続き

博物館にあったポスターだが、実は結構有名。

ポスターを作製した大阪春元石鹸製造所は明治初期に操業、日本での石鹸作りの創生者ともいえるようだ。
このポスターは1920年代に作成されたものらしい。
当時のポスターはみんなこんな感じで、なかなか良いではないか。

結構複製もされているらしく、レプリカが1500円くらいで売っています。
これが本物かどうかはわかりません。


22:49:39 | hoshi-h | | TrackBacks

ちっちゃな博物館があった。in China

この街の観光地でもあり繁華街でもある西湖の近くに小さな博物館があった。周りの建物とは明らかに違った空気を醸し出している。
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文化遺産として保存しているみたいなので入ってみた。
ここは誰かの書斎?だったみたいだが、かなり奥のほうが広く小部屋がいっぱいあって、いい感じ。中央に中庭のような広場があった。
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各部屋にはいろいろな展示がある。明だの清などの時代の食器類とか、さらに古い土器みたいのとか、この街で発掘されたものが展示してある。かなり古くから人が住みついていたようだ。
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近代のポスターとかもあって面白い。
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これもよく見たら、日系の会社っぽいのでびっくりしたりして
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まあ、そんなこんなでこの街の歴史に触れることができた。



20:00:00 | hoshi-h | | TrackBacks

January 10, 2010

近所の小山に登ったら意外なものと遭遇in China

近所にちょっとした山になっている公園があり前から気になっていたので行ってみた。
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柵があるのでもしかしたら有料かとも思ったが係員はいないので自由に入れる。
中に入ると林に囲まれた散歩道が山頂に向かって延びている。仲のよい二人組のおじいさんたちとか、一人で体操しているおばさんとか、近所の人たちにとってちょうどいい散歩コースとなっているようだ。
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山頂にはちょっとした展望台があるのだが、周りの木が伸びているため見晴らしは良くない。遠く西湖が望めるほか、かろうじて私の住んでいるアパートが見える程度。
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しばらく展望台で休んだ後に、山を下ることにした。来た時と反対方向に下る。ちょっと降りて行くと、どうも要塞のような作りの建物があった。そんなに古そうではないが、中に入るとちょっと嫌な雰囲気。
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さらに行くと、突然予想外のものが現れた。
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なんと戦闘機。説明書きによると空軍某部を退役した飛行機で、朝鮮戦争に飛んでいったらしい。それにしてもこの山の中林の中にいきなり出てくるんだもの。思わず「わあ」と声を出してしまった。

で、とりあえず、羽根の上に乗ってみたり、エンジンルームに顔突っ込んだりして遊んで、その場を後にしたが、下山している途中草むらから真っ黒な犬が2匹飛び出してきた。狂犬病の注射を打ってきていないので噛まれたらどうしよ負うと身構えたが、足もとでじゃれたうちにどこかに行ってくれた。はあ、助かったあ。
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どうやらこの場所は本当に要塞があったらしい。1925年にどうのこうのとか、周恩来が来てどうのこうのとか、公園の由来が書いてあった。公園として整備したのが1957年と言うので、まあ歴史あるじゃん。


10:53:12 | hoshi-h | | TrackBacks