December 04, 2004

中国で言う海底世界のイメージ

 ここは、はっきり言って怖かった。最初に見つけたときは一人で行く勇気がなく、同じ出張者のIさんを無理やり引きずり込んで入場料の3元×2を払って入った。
 ホテルの前に公園があり、そこに不自然な岩山がある。そこの一角にここの入り口がポッカリ穴を開けている。入り口には「海底世界紹介」の文字が、続いて中国語でなんだかわからないが「海底生物」とか「熱帯魚」とかの字が読み取れる。でもどんどん読んでいくと、それが「現代科学技術制作」とか「鰐魚的凶悪」「奥特曼」となっていき、だんだんわからなくなっていく。
 で、中に入ったら真っ暗。ギャーだのガオーだの機械的な声がすると思ったら、ブラックライトに照らされて目に飛び込んできたのは写真のような風景だった。
 こんな展示が次々と続く中、どこが海底世界なんだああああ、と突っ込む人用に鮫がくるくる回っている展示が1箇所だけあったのが救いか。

あー怖かった。



19:12:19 | hoshi-h | | TrackBacks

客の注文を受けてから麺を作る本格手延べラーメン

ホテルの近くのラーメン屋さん。高原ラーメンという名で、新疆地区から職人を招いているという本格派だ。ガレージのような店構えで、店の前で職人さんが麺を打っている。スープも店の前の歩道で作っていて、調理場がすべて店の外にあるつくりになっている。あんまり衛生的ではないかもしれないけど、ここのラーメンの味は絶品だ。
 麺は客の注文を受けてから、ある程度打ってある種から切り出して必要分だけをこね始める。何回も伸ばしてはたたみ、伸ばしてはたたみを繰り返すといつの間にか写真のような細い麺が出来上がる。
 その麺を大きななべに入れて2〜3分ゆでて器にあけ、あっさり味の白湯スープを満たし、上に牛肉の細切れと何かの野菜と香菜(シャンツァイ)というかなり匂いのきつい菜っ葉を入れて牛肉麺の出来上がり。
 これで、たったの5元。しかも毎日食べても飽きない。というか、3日ほど食べないでいると無性に食べたくなるという、病み付きになる味だ。
 職人が2人いるので日本につれて帰って商売を始めると儲かるだろうな。

19:05:00 | hoshi-h | | TrackBacks