January 10, 2010

近所の小山に登ったら意外なものと遭遇in China

近所にちょっとした山になっている公園があり前から気になっていたので行ってみた。
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柵があるのでもしかしたら有料かとも思ったが係員はいないので自由に入れる。
中に入ると林に囲まれた散歩道が山頂に向かって延びている。仲のよい二人組のおじいさんたちとか、一人で体操しているおばさんとか、近所の人たちにとってちょうどいい散歩コースとなっているようだ。
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山頂にはちょっとした展望台があるのだが、周りの木が伸びているため見晴らしは良くない。遠く西湖が望めるほか、かろうじて私の住んでいるアパートが見える程度。
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しばらく展望台で休んだ後に、山を下ることにした。来た時と反対方向に下る。ちょっと降りて行くと、どうも要塞のような作りの建物があった。そんなに古そうではないが、中に入るとちょっと嫌な雰囲気。
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さらに行くと、突然予想外のものが現れた。
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なんと戦闘機。説明書きによると空軍某部を退役した飛行機で、朝鮮戦争に飛んでいったらしい。それにしてもこの山の中林の中にいきなり出てくるんだもの。思わず「わあ」と声を出してしまった。

で、とりあえず、羽根の上に乗ってみたり、エンジンルームに顔突っ込んだりして遊んで、その場を後にしたが、下山している途中草むらから真っ黒な犬が2匹飛び出してきた。狂犬病の注射を打ってきていないので噛まれたらどうしよ負うと身構えたが、足もとでじゃれたうちにどこかに行ってくれた。はあ、助かったあ。
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どうやらこの場所は本当に要塞があったらしい。1925年にどうのこうのとか、周恩来が来てどうのこうのとか、公園の由来が書いてあった。公園として整備したのが1957年と言うので、まあ歴史あるじゃん。


10:53:12 | hoshi-h | | TrackBacks