March 09, 2005

狗鍋に蛙炒めの夕食

 こっちに出張に来てからずっと気になっていたのが狗肉だ。つまり、犬。冬に食べるという。これまでも同じ出張者仲間や駐在の皆さんに食べに行こうよと言っては断られた狗肉をついに食べることができた。

 場所は出張先から出張してきたホテルのそばのオープンカフェ。(というと格好いいけど、外のテーブルというだけのこと、衛生状態には危険を感じる。)

 今回は、出張にきた中国人のXさんと二人で行くことにしたのだ。Xさんは狗肉が好きということで、一度食べようと思っていたらしい。たまたま二人だけが会社から帰るのが遅くなり、一緒に食べようとうことになったのだ。

で、出てきた狗肉がこれ。

形なんかわからない。どこの肉かも良くわからない。骨がついているみたいだ。すでに火をとおしてある。あまりにもにおいがきついので、あらかじめ煮ておいてにおいを消すということらしい。それでも、まだ、独特のなんとも形容しがたいようなにおいを放っている。

 とりあえず、なべに狗肉のほか、しいたけとか大根とか湯葉の揚げたものを入れて煮込んでいる間に、蛙を食べることにした。

 蛙は前日にも焼肉やさんでちょっと食べていたが、あまりおいしくはなかったので、再度注文。ねぎのような野菜やにんにくと一緒にいためられた蛙が一皿出てきた。食べてみるとこれがうまい。ふくらはぎなんかぷりぷりしているし、太もももしっかりしていて、食べ応えがあった。

 で、鍋もちょうど煮えたところで、いよいよ狗肉。

 ちょっとにおいはあるけど、やわらかく煮込まれていておいしい。熊とか鹿に近いような気がした。牛肉だといっても気づかない人は気づかないかもしれない。う〜ん、とりあえずおいしくてよかった。(実はちょっと安心していたりして。)


13:45:00 | hoshi-h | | TrackBacks