June 29, 2005

お祈りの時間は作業ストップ

マレーシアではイスラム教が
国教であると法律で定められている。
そのため、会社などでもお祈りの時間がとられ、
プレイルームというお祈りの部屋が作られている。

テレビでもお祈りの時間になると、
厳粛な画面とともに、厳かなコーランが流れる。


じっと聞いていると、どういうわけか
なんともいえず、ゆったりした気分になる。


こういうのを見てしまうと、
日本では宗教というものがかなり適当に扱われているんだなあと改めて思う。


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June 28, 2005

メッカの方向

ホテルの部屋の天井に矢印が貼ってあるので何かと思ったら、
メッカの方向を指し示しているとのこと。


イスラム教徒は、お祈りの時間には、
この矢印を見て、メッカに向かってお祈りをするのだろう。

そういえば、下の写真はマラッカの墓地。
ちょっと見にくいけど、みな同じ方向を向いている。
もちろん、メッカの方角である。
メッカを見ているのは、墓石だけではない。


こちらでは、土葬なんだけど、
横に寝かせて葬るのではなく、
立ったままの状態で縦に葬られる。顔をメッカに向けて。
(だから土葬にもかかわらず、墓石の間隔が狭く密集している)

皆、亡くなったあともイスラム教徒であり続けるのだ。


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June 27, 2005

水中散歩

シュノーケリングとやらをしてきた。


さんご礁のきれいな海で、本物のテーブル珊瑚は初めてみた。
珊瑚もきれいだけど、とにかく魚の密度が高く、感動した。

魚の色が美しい。
どうしてあんな色をしているんだろう。
青とか黄色とかの原色も多いけど、虹色なんてのもいた。
もちろん、イソギンチャクの周りには「ニモ」もいた。

写真は、岩陰に潜む「うつぼ」と、
生まれて初めて海で泳いだN君。
ちなみにN君はサメと遭遇して必死に逃げたらしい。
自然はすばらしいなあ。


写真は、コダックの水中用インスタントカメラ使用。

というわけで、
夢のような島の思い出シリーズはこれで終わり。
行った場所は、クアラルンプールから車で6時間(きつかった)ほど離れたマレーシア東海岸にある、グミア島という小島。
周囲は約1キロくらいしかなく、
リゾートホテルが1軒あるだけで、
他にヒトは住んでいません。


明日からは日常に戻ります。
(当然のことながら、現実は先週から通常の仕事です。)


↓唯一のトラブルらしいトラブル。タイヤがパンクした。


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June 25, 2005

海がめの赤ちゃん

とある島の泊まったホテルでは、
海がめの赤ちゃんを保護していた。

写真提供:N君

深夜、島の砂浜に海がめが産卵しに来る。
ホテルでは涙を流しながら産んだ卵を採取し、
外敵から守りながら、ある程度の大きさになるまで育てる。

1回に100個程度は産むらしいが、
そのうち成長して自らが生まれた海岸に戻ってくるのは
たったの1〜2匹だという。

それが、海の掟、といってしまえばしょうがないが厳しい話だ。




この日の夜、ホテルで卵を集めているところで、
1匹の小亀を見つけた。
海に帰ろうと必死にもがいているが、
ネットが邪魔して前に進めない。

一緒にいたH君が手にとって、浜に放してあげたが、
これは助けたことになるのか、ちょっと疑問だ。



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June 24, 2005

自称「船長」

とある島に渡るための船の船長(自称)。写真右端の人。


長くてくしゃくしゃの髪の毛が妙に似合っている。
日本語の単語で知っているのは「センチョウ」と「ハヤイフネ」の二つだけのようだ。

自分が船長だというので、てっきり運転するのだと思ったら
皆を船に案内すると、じゃ、という感じで帰っていった。

違うじゃないの。


でも、パンクしたタイヤを修理して預かっておいてくれるなど、
とてもいい人だった。


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